明けましておめでとうございます。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大により世界中で今までに経験したことがない事態になりました。私たちの無償の小学校プレマメッタスクールも、ゲストハウスも2020年3月から閉鎖され学校は現在も閉鎖されています。ゲストハウスは9月から営業をはじめましたが、国際線が無いことやツーリストビザが発行されないことから外国からの観光客はなくいつもと違う静かな年末年始となりました。

インドは12月に新型コロナ感染者が1000万人を超えましたが1日の新規感染者数はピーク時の3分の1以下までになりました。徐々に町は平常通りにもどり12月半ばからは世界遺産マハボディー寺院も開園が通常時間にもどっています。また12月25日からガヤ空港とムンバイ空港を結ぶ新しいフライトが就航するなど国内移動が楽にできるようになっています。

2021年は安全に旅をできる日が戻り、多くの新しい出逢いと再会に恵まれることを祈っています。

お正月フォトツアー

先月マハボディ寺院を参拝した時の写真をご紹介します。自粛が続く日本のお正月に少しでも旅の気分を味わうことができますように。

靴やモバイルを預けるカウンター。再開後から靴もここで脱ぐように変わっていました。
入園は無料です。カメラやビデオを持ち込む場合はカウンターでチケットを購入します。
チケットカウンターのすぐ側にもセキュリティーゲートができました。
入園する人しかここを歩けません。この後もう一つセキュリティーゲートを通過して
エントリーゲートから寺院内にはいります。
マハボディ寺院正面
エントリーゲート。今は人が少なくゆっくりと参拝できます。
マハボディ寺院内の仏像。
ここも普段は外から並んで入り、流れ作業のようにお祈りをしてすぐに外に出されてしまいますが
今は好きなだけ留まることが出来ます。
仏像前にあるシバリンガムの跡。 マハボディ寺院がもともとはヒンドゥー教寺院だった名残。
菩提樹の木に続く通路。
まっすぐ進み右に曲がると仏陀が悟りを開いた時に座っていた菩提樹があります。
仏陀が悟りを開いた菩提樹。 現在あるものは初代の菩提樹から育てられた挿し木です。
仏陀は菩提樹の下に座り悟りを開きました。毎日献花がささげられています。
仏陀悟りを開いた後に歩き、ここに蓮の花が咲いたと伝えられています。

毎年冬のこの時期は世界各地の仏教僧侶が集まり、観光客も多く混雑していますが現在は閑散としています。観光業しかないブッダガヤは経済的には打撃を受けていますが、マハボディ寺院が観光名所としてではなく、「寺院」として本来の姿を見れる貴重な時期だと思いました。

2021年のみなさまの健康とご多幸をブッダガヤよりお祈りします。